Linux上で使用するテキストエディタviの、テキストファイル編集に必要な最小限のコマンドについて説明します。
本文は、「Linux各種設定×活用 徹底ガイド」海上忍著4.1.2 vi/jvim (241-252)を参考にしました。
●viには3つのモードがあります。
「編集モード」、「入力モード」そして「exモード」です。
起動直後は編集モードになっているので文字の入力は出来ません。
モードの切り替えは「a」もしくは「i」キーを押すと、
編集モード → 入力モード
へ(この入力モード時に文字の入力ができます)、
「Esc」キーを押すと
入力モード → 編集モード
へ戻ります。
また、編集モードで「:」を押すと
編集モード → exモード
へ切り替わります。
このexモード時にコマンドを実行すると、exモードを終了して
編集モードへ戻ります。
「a」 「i」 「:」
─────── ←─────→ ───────
|入力モード| |編集モード| | exモード |
──────→ ─────── ←──────
「Esc」 (exモード終了)
●編集手順
1. viの起動 {vi ファイル名}
例えば、test1というファイル名でviを起動させるには
# vi test1 
2. 編集モード(Normal mode)
viの起動直後はこのモードです。
ウィンドウ画面の最下行に
"test1" [New File]
と表示されます。
このモードで、現在カーソルのある行の編集を行います。
「x」キーを押すとカーソル直下の文字が1文字削除されます。
3. 入力モード(Insert mode)
「a」もしくは「i」キーを押すとウィンドウ画面の最下行に
-- INSERT --
が表示され、文字が入力出来るようになります。
4. viの終了
すべての入力が終わったら、
「Esc」キーを押して編集モードに切り替え、
さらに、「:」キーを押してexモードに切り替えると、
ウィンドウ画面の最下行に
:
が表示されます。
ここで以下のように入力します。
強制終了‥‥‥‥ q! 
保存・終了‥‥‥ wq 
保存・強制終了‥ wq! 
例えば、保存・終了なら
:wq 
5. vi コマンド一覧
| 機能 | コマンド |
| viの起動 | vi ファイル名 |
| 挿入モードへの切り替え | aまたはi |
| コマンドモードへの切り替え | Esc |
| カーソルの移動(左へ1文字) | h |
| カーソルの移動(下へ) | j |
| カーソルの移動(上へ) | k |
| カーソルの移動(右へ1文字) | l |
| カーソルのある行と次の行の連結 | J |
| 直前の編集の取り消し | u |
| カーソルのある行の復元 | U |
| カーソルの文字を削除 | x |
| カーソルの前の文字の削除 | X |
| 行のコピー | yy |
| 行のカット | dd |
| 行の挿入 | p |
| 文字列の検索 | ? 検索文字列 |
| カーソルのある行の削除 | :d |
| 強制終了 | :q! |
| 保存・終了 | :wq |
| 保存・強制終了 | :wq! |